ご訪問くださいましてありがとうございます
バタバタと心落ち着かず、かなり久しぶりのブログ更新になってしまいました
もう日も短くなり、いよいよ冬が迫って来たなあという感じですね。
でも寒いのが苦手な私にとっては11月にも関わらずまだそこまで寒さが厳しくないので助かってます(*´▽`*)
慢性鼻炎の私は、これから寒さが厳しくなって気候が変わってくる境目に、鼻をよくズビズビと言わせるので
「先生風邪ですか?」と患者様によく聞かれるんですが至って健康です♪
今日も患者様から「先生身体強そうですもんね~」と言われたばかりで^^
頑張って1人で何か月もかかって作った甲斐がありました
これです、千羽鶴です。
お越しいただいている患者様の多くはもうご存知なんですが、3月5日に主人が急性リンパ性白血病で緊急入院したんです。
その前から、強烈な偏頭痛、異常なほどの息切れ、鼻血、最後はもう自分の身体じゃないという状態で、たまたま行った循環器内科の開業医の先生がよく診てくださる方だったのですぐに発覚したのです。
でも、白血病=血液のガン
なってしまった主人は初めて聞いた時ショック過ぎて笑うしかなかったと言ってました。
私はたまたま車を運転している時にメールで知らされ、号泣しながらどう運転して帰ったかほとんど覚えていません。
抗がん剤治療と骨髄移植しか方法がない病気が故に、私はショックといきなりの母子家庭状態、莫大な治療費、仕事をしないわけにはいかない・・・
主人が入院した3月は半狂乱になっていました。
保育園の園長先生にも泣きながら何度弱音を吐いてしまったことか・・・
主人と抗がん剤で苦しむような目には死ぬまで遭いたくないよね、と言いながら前の年に、まあガンなんてなることなんかないだろうけどと言いながらガン保険に入ったばかりのことでした。
移植前の大量の抗がん剤と被ばくギリギリの放射線治療はさすがに強烈で、身体がほんとに壊されたという表現が正しいでしょうか、壮絶なもので、24時間モルヒネを点滴しながら3週間水の1滴も飲めず、高濃度輸液だけで過ごす日々が続き見ていられる状態ではありませんでした。
そして骨髄移植が無事済み、身体も少しずつ回復してきて、それでも主人は病院にもうこれ以上いることが耐えられなくて、根性でモルヒネの点滴ぶら下げながらウォーキングマシーンに乗っていたので看護師さんに「こんな人見たことない・・・・」と言われていました(笑)
そして、本来なら移植後2ヶ月から3か月は入院するところ主人は8月の骨髄移植から1か月強で退院し、今は半年間の自宅療養で静養しています。
髪の毛もようやく生えてきました^^
こんな状況にありながらも、とても人間らしさのある使命感の強い、いい主治医の先生に診てもらえたこと
先生の処方された抗がん剤が主人にうまく合ってくれたこと
一つ上の兄と骨髄の型が完全一致して近親者がドナーであったこと
他にも保育園の先生に精神的に私がずいぶん救われたことやたまたま何気なく入ったガン保険に助けられたことなど恵まれたことが多々あったあことに神様なんでしょうか、ご先祖様なんでしょうか、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。
泣いた回数はもう覚えてないくらいです。
でも難があるからこそ些細な幸せが噛みしめられ、難があるからこそ「有難う」と言えるのかなと。
主人に言ったら、難は難でもちょっとデカすぎすわ~(*´з`)とぼやいていましたが(笑)
何とか、春ぐらいの仕事復帰を目指して、一緒に頑張っていきたいなと思っております。
色々と心配して気遣い励ましてくださった患者様、主人のためにお守りをくださった患者様、本当にありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。